【VYM】は、ヴァンガード社が運用するアメリカの高配当株ETFです。米国株式市場の高配当銘柄約450銘柄に分散投資されており、直近の利回りは3.42％になっています。2024年6月の分配金は1.0237ドルでした。前年同期は0.8767ドルで、0.147ドル増(+16.8％)、前期は0.6555で、0.3682増(+56.2%)でした。
※ETFとはExchange Traded Fund の略で、日本語では「上場投資信託」といいます。名前の通り、市場に上場された投資信託で、証券会社に口座を開けば、株式同様手軽に売買することができます。
VYMの概要
運用しているVanguard社は、BlackRock社やState Street社とともに世界3大運用会社言われています。FTSE High Dividend Yield Indexは、米国株式市場の高配当銘柄で構成される時価総額加重平均型の株価指数になります。
| ティッカー | VYM |
| ファンド名 | Vanguard High Dividend Yield ETF |
| 運用会社 | Vanguard |
| 連動指数 | FTSE High Dividend Yield Index |
| 設定日 | 2006年11月10日 |
| 経費率 | 0.06% |
| 銘柄数 | 約450 |
| 直近配当利回り | 3.42% |
| 配当 | 年4回 (3月、6月、9月、12月) |
| リバランス | 年1回 |
組み入れ上位10銘柄
FTSEハイディビデンド・イールド・インデックスは、時価総額加重平均型の株価指数なため、大型株が上位に来ています。また構成銘柄数は450銘柄以上であり分散も効いていると思います。上位10銘柄で全体の25％程度を占めています。
セクター比率
組み入れ銘柄のセクターの比率はこのようになり、上位のセクターは1.金融、2.資本財、3.ヘルスケアとなっています。
株価の推移
設定来2006年からの株価の推移はこのようになり、2020年のコロナショックの影響で約1/3ほど株価が下落してしまいましたが、現在は最高値更新中です。
配当金の推移
設定来2006年からの分配金の推移はこのようになり、今回2度目の1ドルを超え。前期比+56％の増配。年ベースでは2011年から13年連続増配中となっています。
株価と利回りの推移はこのようになり、直近は利回り3％付近で推移していましたが、今回の増配で利回り3％付近まで戻してきました。
まとめ
- VYMの2024年6月の分配金は1.0237ドルでした。前年比0.147ドル増の+16.8％でした。
- FTSE High Dividend Yield Index(米国株式市場の高配当銘柄で構成される時価総額加重平均型の株価指数)に連動します。
- 組入れ上位10銘柄で全体の約25％を占め、上位のセクターは1.金融、2.資本財、3.ヘルスケアとなっています。
※最終的な投資判断は自己責任でお願いします。
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