6月権利確定高配当銘柄10選

みなさんこんにちは。KYONです。今回は「6月の権利確定の高配当銘柄買うならこれ」という銘柄を10社紹介します。

今回の選別基準は、利回り高め(4％程度)、PBRが1倍未満、配当性向が高くなく、今後も増配が見込める銘柄で、自分が買い検討している銘柄中心に選びました。

(1605) INPEX

日本最大の石油・天然ガス開発会社で、2021年、国際石油開発帝石からINPEXに商号変更。鉱区権益に基づき世界各地で石油・天然ガスの探鉱・開発・生産・販売を展開。石油はUAE・インドネシア・カスピ海他で生産、天然ガスはオーストラリア他で開発・生産、日本最大の埋蔵量・生産量規模。再生可能エネルギーは水素・アンモニア、洋上風力発電、地熱発電に取り組む。筆頭株主は経済産業大臣。

株価も大き過ぎず、1株ずつ買っていくには、いいサイズ感。PBRも0.53倍なので、今後も何か対策がある可能性あり。2020年に1度減配しているが、直近は増配中。

(1911) 住友林業

大手住宅メーカー、木材・建材取引と木造注文住宅の国内最大手。資源環境、木材建材、海外住宅・不動産、住宅・建築、生活サービスの5セグメント。山林経営（国内山林、海外山林）から、木材・建材の商社ビジネス（国内トップ）、木造住宅建築（国内トップ）、まちづくり・都市緑化へと「木」の川上から川下まで事業展開。北米と豪州を中心にアジア市場での戸建て分譲住宅建設を推進。2017年熊谷組と資本業務提携。2019年丸井グループと非住宅建築事業で提携。

1単元分買おうとすると、30万円超えてくるので、安いところで買いたいと思いますが、1株ずつ買っていくには、いいサイズ感。配当性向も30％台で増配の余裕もあり。

(2503) キリンホールディングス

国内最大級のビール・飲料会社。主要ブランド商品は、一番搾り、SPRING VALLEY、ラガービール、本麒麟、氷結、生茶、午後の紅茶、FIRE、キリンレモンなど。主要取引先は三菱食品。

株価は下降気味で、ついに配当利回り3％超えてきました。6月、12月の配当の候補としては、十分検討できると思います。

(2914) JT

世界3位のタバコ販売会社、前身は日本専売公社、通称JT。たばこ事業のグローバル展開を中核に医薬・食品加工事業を営む。財務大臣が約1/3を保有。グローバル・タバコ・メーカーとして130ヶ国以上の国と地域で販売。医薬事業はJTが研究開発、鳥居薬品<4551>が製造・販売を担う。食品加工事業はテーブルマークを傘下に持つ。2017年電子たばこ「プルームテック」を販売。2022年たばこ事業の本社機能をスイスに移転。

高配当銘柄の代表格。配当性向が高いのが気になるが、配当利回り6％はやっぱり魅力。

(3003) ヒューリック

不動産デベロッパー。東京23区駅近中心の不動産賃貸業務、不動産開発・建替業務、アセットマネジメント業務（REIT）、保険事業、ホテル・旅館事業を営む。主力は不動産の保有賃貸・投資開発、みずほフィナンシャルグループ企業が主要テナント。ヒューリックリート投資法人、日本ビューホテル、ヒューリックホテルマネジメントを傘下に持つ。2020年リソー教育<4714>と資本・業務提携（こども教育事業へ新規参入、コナミスポーツと３社でこども教育の新サービス・施設を開発）。2021年リソー教育に追加出資（持分法適用会社化）。

配当利回りは3.8％と高く、配当性向も40％台。余裕があるなら保有しておきたい1銘柄。

(3405) クラレ

スペシャリティ化学会社。ビニルアセテート樹脂、イソプレン、機能材料、繊維の製造・販売。化合繊産業のパイオニア、1950年の合成繊維ビニロンをはじめ、ポバール・ポバールフィルム・EVOH樹脂「エバール」、イソプレンから生まれるケミカル製品群、耐熱性ポリアミド樹脂「ジェネスタ」など世界に先駆け事業化（世界トップシェア製品を数多く持つ）。世界トップの主要製品はポバール樹脂、、機能性樹脂「エバール」、ポリアミド系イソプレン「ジェネスタ」、合成繊維「ビニロン」「ベクトラン」、液晶画面向け光学用フイルムなど。リチウムイオン二次電池カーボン負極材、液晶ポリマーフィルム、マイクロ空間細胞培養プレート等にも注力。

PBRは1倍以下で、何らかの対策の可能性あり。減配の可能性も無くはないが、配当性向は40％付近を推移し、業績が悪くなければ増配の余力は十分あり。6月は全株主にオリジナルカレンダーが貰えます(希望者のみ)。

(4634) 東洋インキＳＣホールディングス

大手インキメーカー、国内2位、凸版印刷系列。東洋インキ、トーヨーカラー、トーヨーケムの3社を中核に、色材・機能材、ポリマー・塗加工、パッケージ、印刷・情報の4関連事業をグローバルに展開。モビリティー市場、メディカル・ヘルスケア市場の開拓に注力。 凸版印刷<7911>の持分法適用会社。

配当利回り4％は魅力。配当性向は高めだが90円は維持。株価は反転上昇中。

(5184) ニチリン

ゴム製ホースの専門メーカー。二輪車用ブレーキホースは国内トップ（約100%）。自動車用ホース（ブレーキ・カーエアコン・パワーステアリング用、4WS・ABS用）、二輪車用ホース（ブレーキ・フューエル用）、住宅用給水給湯用配管（ゴム製品）を製造・販売。北米・欧州・東南アジア・中国に生産拠点、グローバル顧客（ハーレー・ダビットソン、アウディ、GM、Ford）へ納入、海外売上は約60%。

配当利回り4％以上ありながら、配当性向30％とまだまだ増配の余力あり。PBRも1倍割れで、今度対策がある可能性あり。

(5214) 日本電気硝子

特殊ガラスメーカー。電子・情報用ガラス、機能材料の製造・販売。液晶用ガラス基板は米コーニング、AGCとともに世界3強。次世代ディスプレイ用基板やタッチパネル向け化学強化専用ガラス・「見えないガラス」・超薄型ガラス、赤外線用レンズ、全固体ナトリウムイオン二次電池の開発・商品化に取り組む。結晶化ガラスを正極材に用いた全固体ナトリウムイオン二次電池を試作・室温駆動に成功。

過去の配当性向の平均は80％くらいなので、配当金の余力は少なめ。PBRは1倍を割れで、株価も底付近。1株ずつ買っていくならありか。

(8804) 東京建物

不動産デベロッパー、旧安田系。東京を中心に全国主要都市でビル、住宅、アセットサービス事業を営む。大手町タワー、東京スクエアガーデン、中野セントラルパーク、ショッピングセンターSMARK、Brillia Tower池袋など開発。不動産ファンドのREIT/日本プライムリアルティ投資法人<8955>、クオリティライフ事業での医療・介護の人材派遣・紹介と保育施設の開発・運営、ホテル・リゾート施設運営。

配当性向も低く、増配の余力あり。PBR1倍割れの為、何か対策がある可能性あり。

まとめ

以上、厳選10銘柄いかがでしたでしょうか。

ってことで、ではまたー。

※売買の推奨等を目的としたものではありません。最終的な投資判断は自己責任でお願いします。