2023年2月度 分配金発表!QYLD, XYLD, RYLD

米国株

高分配のETFで人気のグローバルX社のETF カバード・コールETFの分配金が発表されましたので更新します。

NASDAQ100のオプション売買のQYLD, QYLG, QRMI、S&P 500のオプション売買のXYLD, XYLG, XRMI、あとはRussell 2000のRYLD, RYLG、Dow 30のDJIAの今月の分配金をまとめています。

グローバルX社のカバード・コールETFは大きく分けて、カバードコールETF、カバードコール50ETF、リスク管理・インカムETFの3種類になります。

カバードコールETF

4指数(NASDAQ100、S&P 500、Russell 2000、Dow 30)すべてにあります。それぞれ対応する指数のコール・オプションを売却し、オプション・プレミアムを受け取ります。

カバードコール50ETF

NASDAQ100とS&P 500、Russell 2000があります。カバードコールETFとは違い50%分だけ、コール・オプションを売却し、残り50%で値上がり益を狙えます。ここがカバードコールETFと違うところ。

リスク管理・インカムETF

カバードコールETFに加え、同指数の5%アウト・オブ・ザ・マネーのプット・オプションを買うことで、暴落時に備えて保険を掛けるイメージです。ただし、プット・オプションを買う代金を支払うので、コール・オプションによって獲得したプレミアムが少し減ります。

2023年2月の分配金

というわけで、2023年2月の分配金がこちら。

今月もQYLD、XYLD、RYLD、は満額の配当になっていました。また、カバードコール50ETFも0.5%、リスク管理・インカムETFのQRMIやXRMIは1%になっており、こちらもほぼ満額になっています。DJIAだけは満額になっていませんでした。

1、2月の分配金がこちら。去年の2月時点よりは分配金が下がっている銘柄が多くなっています。

そして、各指数のボラティリティ指数はこちら。VXNがNASDAQ100VIXがS&P 500、RVXがRussell 2000、VXDがDow 30のボラティリティ指数になります。

カバードコールETF

カバードコールETF QYLD、XYLD、RYLD、DJIAの分配金・株価の推移はこちら。

■と◆のプロットが重なっていれば満額。■のプロットが◆のプロットを下方向に乖離していれば満額になっていません。XYLDやDJIAは■と◆の乖離が大きく、分配金が満額(1%)出来ていない傾向が強く、逆にQYLDやRYLDは■と◆が重なっている期間が多いので、分配金が満額(1%)出ている傾向が強いと言えます。

カバードコール50ETF

カバードコール50ETF QYLG、XYLG、RYLGの分配金・株価の推移はこちら。

昨年は、比較的 ■と◆の乖離が大きく、分配金が満額(0.5%)出来ていませんでしたが、最近は■と◆が重なっている期間が多いので、分配金が満額(0.5%)出ている傾向が強いと言えます。

リスク管理・インカムETF

リスク管理インカムETFの分配金・株価の推移はこちら。

設定初期は、■と◆の乖離が大きく、分配金が満額(1%)出来ていませんでしたが、2022年6月からは■と◆がほぼ重なっており、分配金が満額(1%)出ています。

まとめ

DJIAは満額ではありませんでしたが、QYLD, XYLD, RYLDは満額でいい感じでした。来月もこの調子でお願いします。

ではまたー。

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