高配当米国ETF【SPYD】2024年3月度分配金

米国株

【SPYD】は、ステート・ストリート社が運用するアメリカの高配当株ETFです。S&P 500の高配当銘柄の上位80銘柄から構成され、分配の利回りは4~5%になっています。2024年3月の分配金は0.373ドルでした。前年同期は0.387ドルでしたので、0.014ドル減で-3.6%でした。

ETFとはExchange Traded Fund の略で、日本語では「上場投資信託」といいます。名前の通り、市場に上場された投資信託で、証券会社に口座を開けば、株式同様手軽に売買することができます。

SPYDの概要

運用しているStateStreet社は、BlackRock社やVanguard社とともに世界3大運用会社言われています。S&P 500の高配当銘柄の上位80銘柄から構成されており、均等加重平均を採用している為、すべての銘柄を均等に組み入れる様になっています。そのため、1銘柄の構成割合は通常1.25%付近になっています。

ティッカーSPYD
ファンド名SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF
運用会社State Street
連動指数S&P 500 High Dividend Index
設定日2015年10月21日
経費率0.07%
銘柄数80
直近配当利回り3.79%
配当年4回 (3月、6月、9月、12月)
リバランス年2回

組み入れ上位10銘柄

S&P 500 High Dividend Indexは、S&P500の高配当銘柄の上位80銘柄を均等加重平均で組み入れている為、各銘柄1.25%付近になっています。組み入れ上位10銘柄は合わせても15%程度です。

1IRMアイアンマウンテン1.48%
2OKEワンオーク1.41%
3MMMスリーエム1.40%
4PEGパブリック・サービス・エンタープライズ・グループ1.40%
5MOアルトリア・グループ1.39%
6ESエバーソース・エナジー1.38%
7HASハスブロ1.38%
8Fフォード・モーター1.38%
9IBMIBM1.37%
10Cシティグループ1.37%

セクター比率

組み入れ銘柄のセクターの比率はこのようになり、上位のセクターは1.不動産、2.金融、3.公益事業となっています。

株価の推移

設定来2015年からの株価の推移はこのようになり、去年は苦戦してましたが、年末から何とか回復し40ドルまで戻って来ました。

配当金の推移

設定来2015年からの分配金の推移はこのようになり、直近でも、去年はトータルで減配になっており、コンスタントに増配していくようなETFではありません。今期は0.373ドルで、前年同期比-3.6%でした。

株価と利回りの推移はこのようになり、直近は利回り5%付近で推移していましたが、今回の減配と直近の株高で利回りは4%付近まで低下しています。

まとめ

  • SPYDの2024年3月の分配金は0.373ドルでした。前年同期比は0.014ドル減で-3.6%でした。
  • S&P 500 High Dividend Indexに連動し、S&P500の高配当銘柄の上位80銘柄を均等加重で組み入れている。
  • 組入れ上位10銘柄で全体の約15%を占め、上位のセクターは1.不動産、2.金融、3.公益事業となっている。

ってことで、ではまたー。

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