【SPYD】は、ステート・ストリート社が運用するアメリカの高配当株ETFです。S&P 500の高配当銘柄の上位80銘柄から構成され、分配の利回りは4~5%になっています。2024年12月の分配金は0.546774ドルでした。前年同期比は0.0128ドル増(+2.4%)、前期比は0.0897増(+19.6%)でした。
※ETFとはExchange Traded Fund の略で、日本語では「上場投資信託」といいます。名前の通り、市場に上場された投資信託で、証券会社に口座を開けば、株式同様手軽に売買することができます。
SPYDの概要
運用しているStateStreet社は、BlackRock社やVanguard社とともに世界3大運用会社言われています。S&P 500の高配当銘柄の上位80銘柄から構成されており、均等加重平均を採用している為、すべての銘柄を均等に組み入れる様になっています。そのため、1銘柄の構成割合は通常1.25%付近になっています。
ティッカー | SPYD |
ファンド名 | SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF |
運用会社 | State Street |
連動指数 | S&P 500 High Dividend Index |
設定日 | 2015年10月21日 |
経費率 | 0.07% |
銘柄数 | 80 |
直近配当利回り | 5.06% |
配当 | 年4回 (3月、6月、9月、12月) |
リバランス | 年2回 |
組み入れ上位10銘柄
S&P 500 High Dividend Indexは、S&P500の高配当銘柄の上位80銘柄を均等加重平均で組み入れている為、各銘柄1.25%付近になっています。組み入れ上位10銘柄は合わせても15%程度です。
セクター比率
組み入れ銘柄のセクターの比率はこのようになり、上位のセクターは1.不動産、2.金融、3.公益事業となっています。
株価の推移
設定来2015年からの株価の推移はこのようになり、去年は苦戦してましたが、今年は、年初から約20%上昇しました。直近3週間で10%ほど下げ、株価は43ドルほどになっています。
配当金の推移
設定来2015年からの分配金の推移はこのようになり、2023年は減配になりましたが、今期は1.8637ドルで、去年より僅かに増加となりました。
株価と利回りの推移はこのようになり、平均の利回りは4.5%程度で、今期は株高で利回りは4.3%付近まで低下しています。
まとめ
- SPYDの2024年12月の分配金は0.546774ドルでした。前年同期比は0.0128ドル増で+2.4%でした。
- S&P 500 High Dividend Indexに連動し、S&P500の高配当銘柄の上位80銘柄を均等加重で組み入れている。
- 組入れ上位10銘柄で全体の約15%を占め、上位のセクターは1.不動産、2.金融、3.公益事業となっている。
ってことで、ではまたー。
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