高配当米国ETF【SPYD】

米国株

【SPYD】とは、ステート・ストリート社が運用するアメリカの高配当株ETFです。S&P 500の高配当銘柄の上位80銘柄から構成され、分配の利回りは約5%になっています。2022年12月の分配金は0.507ドルでした。

ETFとはExchange Traded Fund の略で、日本語では「上場投資信託」といいます。名前の通り、市場に上場された投資信託で、証券会社に口座を開けば、株式同様手軽に売買することができます。

SPYDの概要

SPYDの概要はこちら

ティッカーSPYD
ファンド名SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF
運用会社State Street
連動指数S&P 500 High Dividend Index
設定日2015年10月21日
経費率0.07%
銘柄数80
直近配当利回り5.19%
配当年4回 (3月、6月、9月、12月)
リバランス年2回

運用しているStateStreet社は、BlackRock社やVanguard社とともに世界3大運用会社言われています。S&P 500の高配当銘柄の上位80銘柄から構成されており、均等加重平均を採用している為、すべての銘柄を均等に組み入れる様になっています。そのため、1銘柄の構成割合は通常1.25%付近になっています。

組み入れ上位10銘柄

組み入れ上位10銘柄はこちら

1GILDギリアド・サイエンシズ1.81%
2CAHカーディナルヘルス1.72%
3PFGプリンシパル・ファイナンシャル・グループ1.72%
4XOMエクソン・モービル1.52%
5PSXフィリップス661.49%
6CVXシェブロン1.49%
7DRIダーデン・レストランツ1.48%
8VTRSビアトリス1.48%
9VLOバレロ・エナジー1.46%
10STTステート・ストリート1.46%

2022/12/16時点の上位10銘柄になります。全銘柄おおよそ1.25%での組み入れの為、上位10位であっても、日々の変動で順位の動きが激しくなっています。

セクター比率

組み入れ銘柄のセクターの比率はこちら

上位のセクターは1.金融、2.公共事業、3.不動産となっており、景気敏感株の比率が高くなっています。

株価の推移

【更新2022/12/16】設定来2015年からの株価の推移はこちら。

2020年のコロナショックの影響で約半分まで株価が下落してしまいましたが、現在ではコロナ前の株価を回復しています。

配当金の推移

【更新2022/12/16】設定来2015年からの分配金の推移はこちら。

直近5年の平均の分配金は約0.4ドルほどになっています。最近は最小0.12ドルから、最大0.65ドルと上下が激しくなってますね。コロナ前は比較的安定していたのですが。。。利回りは4~5%を推移している感じです。

投資戦略

コツコツ積み立ててリタイア時に爆発的な破壊力を求めるような商品ではないと思います。「株価が下がった時に少しずつ買う」とか、「利回りが5%以上になったら買う」みたいに不定期に買い集める戦略でもいいと思います。

ってことで、ではまたー。

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